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2020年8月2日。
本社神輿の“こんにゃく神輿”が神社に戻る。
記念すべき年の神幸大祭に合わせ修理に出されていたもので、本来であればスポーツの祭典の最中に神輿蔵に戻され、氏子たちによる盛大なお出迎えがある予定だった。 日本に二基しかないという構造の神輿を担ぐ予定だった氏子は「“祭典”が開催されなければ、東京の祭りで神輿を出すことは無理だ」とポツリと話した。

2021年8月8日。
スポーツの祭典が閉会式を迎えるこの日。あさ10時30分から例大祭の神事が行われた。
新型コロナウィルスの感染拡大が懸念された為、関連行事は前年と同じように見送られ、例大祭は総代関係者、崇敬者のみの参列で斎行された。

こんにゃく神輿が氏子に担がれるのは、3年後の神幸大祭。
2024年、パリで開かれるスポーツの祭典に合わせることになり、1年前に修理を終えた神輿は、静かに次の祭まで待つことになった。
この神社を訪れた地元出身の選手は、東京で行われたスポーツの祭典で金メダルを獲得した。
これまでにない4年間、このさきの4年間。
「スポーツ振興の神」は、これからもアスリートを守り続けてくれると、氏子たちも信じている。
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