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1350年以上前に創立したと言われる亀戸香取神社の御祭神である「経津主神」は、源頼朝や徳川家康などの武将たちの祖神としても崇敬されてきたことから、スポーツ振興の神として絶大な人気を博しています。近年、この話を聞きつけた全国各地のアスリートたちが大会や試合での勝利のご利益を求め参拝に訪れています。

本社神輿などが町内を回る亀戸香取神社の「神幸大祭」は、4年おきに開かれる世界的なスポーツの祭典と同じ年に行われてきました。
その祭典が2020年に東京で開かれることになり、世界中から集まる人たちを警備しなくてはいけないとの理由で、その年の「神幸大祭」の延期要請が警備当局から…。

えっ!
スポーツ振興の神様なのにスポーツの祭典の為に、神幸大祭が開けない?

2019年11月。
“祭典”のマラソンコースが突如、北海道・札幌市に変更に。

「これで、東京の警備の負担が軽くなるはず」
「“こんにゃく神輿”を街に出す神幸大祭が開けるはず」
氏子たちは淡い期待を持って警備担当の所轄に確認したが、方針が変更されることはありませんでした。
スポーツの神様として、これまで多くのアスリートを支えてきたのに…。

2020年3月。
開幕予定日が半年後に迫ったその日。
亀戸香取神社の氏子だけでなく、参拝に訪れた全てのアスリートにとっても新たな問題が“苦悩”に変わりました。

新型コロナにより“祭典”の1年延期です。
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