日本の祭り「スポーツ振興の神」亀戸香取神社の苦悩

57年ぶりに東京で行われる世界的スポーツの祭典。
開催都市決定の夜は、亀戸香取神社から見えるスカイツリーが５色にライトアップされ、多くのひとたちがそれぞれの夢を描いた。
創建1356年の歴史を誇る亀戸香取神社は、「スポーツ振興の神」として知られ、全国からスポーツ関係者の参拝者を集め、勝ちたいと願うアスリートが集まる場所でもあった。

しかし…
開催決定後、祭事が開けない様々な難題が次々と神社に襲い掛かる。
警備のための祭事自粛要請に始まり、マラソンコースの変更、さらに新型コロナの感染拡大に伴う神幸大祭の延期、高齢化に伴う代表総代引退、全ての年中行事の見合わせ、度重なるの緊急事態宣言の発令。
神社の歴史を繋げるために苦悩する宮司と氏子。
悩みに悩み抜いた２年間をカメラが追った。