鐵砲洲稲荷神社 宮司

鐵砲洲稲荷神社 宮司
お祭り神人和楽とは?

“マツリ”の語源は、「待つ」、或いは古語の「まつらふ」からとも言われています。どちらにしても大切に思う相手を招いて、恭しく待遇しようとするものです。大切に思う相手とは言うまでもなく「神霊」です。

いにしえより土地に居住する人々は、自らの産土の国魂神を祀り、産土神社の神恵に感謝の誠を捧げてきました。ここに神霊と待合うお祭りがありました。神輿をたくさんの若者が担ぎ、子どもは山車を弾き、鉦や太鼓で街並みを練り歩きます。これが得も言われぬお祭り気分であり、人々の喜びが天地に充満する時です。この気分こそ氏子が熱望して止まらない「神人和楽」です。

※写真は2020年以前の祭事を撮影したものです。

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