牛頭天王祭は三宅島の神着地区で
毎年7月に開催される祭礼です
祭りが始まったのは文政3年(1820年)
神輿の巡幸に神着木遣り太鼓が奉納される
ことで知られています
神着木遣り太鼓は東京都の無形民俗文化財で
その太鼓の音は島の歴史を体現
2000年の雄山噴火により
島民約3600人が
9月2日から本土へ全島避難
牛頭天王祭も中断を余儀なくされました
避難中、島民は東京などで分散生活を送り
祭りの開催が困難に
神着木遣り太鼓の練習は避難先で細続けられ
絆を維持しました
2005年2月の帰島後
その夏に牛頭天王祭が復活
島民の帰還と復興の象徴として祭りは再び地域の中心行事として
今年も開かれました