TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」。「ライプラ!」のコーナーでは、いまや副菜ではなく主菜として人気が高まっている“主役級サラダ”を取り上げました。
◆一食でお腹いっぱいになれる大満足の一品
港区・虎ノ門の商業施設にあるサラダ専門店「CRISP SALAD WORKS」。こちらの最大の特徴は、サラダを自由にカスタムできるところ。

サラダを構成するベースが11種類。トッピングが20種類。そしてドレッシングは14種類あり、そのなかから自分の好みを選んで組み合わせることができ、可能なサラダの組み合わせはなんと、約480万通り。

利用者からは「(ここは)満腹感があってサラダ1個で足りる。サラダだと足りないと思う人が多いが、このサラダは足りる」との声がありました。その言葉通り、こちらのサラダボウルはこれまでのサラダの副菜のイメージを払拭。一番注文の多いMサイズで器の直径20㎝、深さ8㎝と主食として十分なボリュームで、一食でお腹いっぱいになれる大満足の一品です。

価格は1,000円超えと少し高めですが、利用者は「健康にお金がかかるのはしょうがない。こだわるからにはかかってしまうので、ある程度許容している」と納得の様子。
さらに、人気を後押ししているのが来店特典です。10回でバースデー割引クーポン。20回でエコバッグがもらえるなど、クリアしていく感覚が楽しくなるそう。来店100回を超えるとお店にネームプレートが飾れられる特典も評判だということです。
◆人気の波はスーパー、コンビニにも
サラダ人気の高まりは数字にも表れており、総務省の家計調査によると生鮮野菜の購入金額は2000年から去年までほぼ横ばいに対し、サラダの購入金額は2.5倍と急増しています。

そんな流れを受け、大手スーパーもサラダに力を入れています。世田谷区にあるスーパー「サミットストア」のサラダコーナーをのぞいてみると、12種類以上のサラダがズラリ。多いときは、1日に500個以上売れることもあるとか。

サミットの青果部バイヤー・金森さんは、この人気の理由について「野菜を1個1個買おうとすると結構な値段になってしまうので、(サラダは)まとまっているからすごくお買い得に感じるという声がある」と分析します。
そして、サラダ人気の波はコンビニ業界にも。コンビニ大手「ナチュラルローソン」は7月から店内でカスタマイズできるサラダ「できたて BOWL SALAD」の販売をスタート。「シーザーサラダ」と「コブサラダ」の2種類のベースから選び、全9種類の食材のなかから好きなトッピングが追加可能、値段は864円(税込)からとなっています。

ナチュラルローソン商品部の平田さんは「ちょっと背伸びして買える金額で自分の好きな具材を選んで買えるところがポイント。サラダ専門店と比べて値段が手頃であることがすごく好評」と本商品について話していましたが、売り上げは目標の1.5倍以上。今後店舗の拡大を検討しているそうです。
ボリューム満点で自分好みにカスタマイズできるサラダがいま、広がっています。

<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1> (※番組終了)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/





