TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」。最新のトレンドを紹介する「はやリナ」のコーナーでは、今広がりを見せている“タコス”を取り上げました。
◆ボリューム満点!SNS映えで女性にも人気“ジャンキー”タコス
タコスは、トウモロコシや小麦粉で作られた薄焼きのトルティーヤに、お肉や野菜、チーズなどをのせて食べるメキシコの伝統料理。大手グルメサイト「ぐるなび」では、去年6月から今年8月までの“タコス”の検索数は、およそ2倍になるなど、今注目度が高まっています。そこで今回は、最新のタコス事情を取材しました。

まず紹介するのは、東京・中目黒にあるタコス専門店「BLUE ENTRANCE KITCHEN 東京中目黒店」。平日のランチ時に伺ってみると、入店待ちの行列ができており、店内も大盛況です。
一般的なタコスが手のひらサイズなのに対し、こちらのお店のタコスは、男性が両手で掴んでもはみ出すほどのサイズ。

一番人気は「BEK タコス TOP 2ピースコンボ」。このボリューミーなタコスは、男性に人気かと思いきや、この日来店していたうちの7~8割を女性客が占めており、ワイルドにタコスにかぶりつく姿が。

女性客に話を聞いてみると、「Instagramで見て、食べたかったので来てみた」「(サイズ感の大きなタコスの)見た目が衝撃的で食べてみたかった」「ボリューミーでエビもプリプリでおいしかった」「食べ応えがあって満足感がある」と反応は上々です。

ここでは、一番人気のメニューの他にも、具材にざく切りの牛肉と鶏肉を挟み豪快に仕上げた「BEKゴールドエクスペリエンス」、アボカドやエビを挟み込んだ「サワークリームアボカドシュリンプ(イタリア)」、フライした魚がはみ出るほどの「ザクザクフィッシュ(イングランド)」など、メニューのラインアップはさまざま。さらに、トッピングのサワークリームソースで味変して食べるのも人気とのこと。

何故これほどインパクトの強いタコスなのかというと、「BLUE ENTRANCE KITCHEN」の本店は沖縄にあり、東京中目黒店の本多店長は「ちょっとアメリカもミックスしたタコスで、本当にジャンキーなものをという感じで、今の(タコスの)形になっています」と説明。そのボリューム感とジャンキーさが“SNS映え”するとバズり、女性客が押し寄せているということです。
◆お得&満足感のある食べ放題から、おうちでタコパまで
続いて、東京・渋谷にある「TEXMEX FACTORY 渋谷公園通り店」のタコスは、ピンクのトルティーヤがSNS映えすると人気を博しています。

こちらのピンクのタコスはディナータイム限定のメニューとなっており、フライドポテト付きで食べ放題「ウィークデイ タコスパーティ」にすることができます。こちらの食べ放題は、全9種類のタコスを心ゆくまで楽しめます。

さらに、平日限定ランチならトルティーヤはピンクではありませんが、フライドポテト、サラダ、ドリンク&スープバー付きで、タコスが1,380円で時間無制限の食べ放題に。

同店が営業を開始したのは2016年で、当初は伸び悩んでいたものの、近年は客数を伸ばしているとか。その理由について、スタッフの岩本さんは「開店当初はそこまで大盛況というわけではなかったんですが、ここ最近のタコスブームが相まって、(店が)流行ってきている実感はあります」と近年の変化に言及。さらには、「自分で選んだり、カスタマイズできたり、気兼ねなく食べられるのが、流行った要因だと思います」と分析していました。

現在、熱を帯びているタコス人気。取材中に話を聞いたお客からは「お店以外でも、手巻き寿司パーティーみたいな感覚で、おうちでタコスパーティーとかもやります」といった声も。実際、SNSを見てみると、「我が家で初めてのタコパ」「次世代のタコパはこれ!」といった投稿が散見され、“タコパ”といえば、たこ焼きパーティーではなく、今やタコスパーティーのことをさす人も増えています。
トルティーヤの生地を買えば、具材の多くは、切って混ぜるだけのものや炒めるだけの簡単調理で用意できる上に、自分好みに盛り付けて食べられるのも人気の理由だということです。お店でもおうちでも広がりを見せるタコス、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1> (※番組終了)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/





