今、ヨーグルトが大きく進化!ちょっとリッチな贅沢系から健康志向の植物性、スイーツとしても大人気!最新ヨーグルト事情

2025.11.06(木)

06:50

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」。「ライプラ!」のコーナーでは、近年広がりを見せている“ヨーグルト”に着目しました。

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」。「ライプラ!」のコーナーでは、近年広がりを見せている“ヨーグルト”に着目しました。

◆たまにはリッチに…贅沢系ヨーグルトが人気

東京・板橋区にある大型スーパー「イオンスタイル板橋」ではヨーグルト専門のコーナーが設けられ、約280種類のヨーグルト製品を常時取り扱っています。

お客さんに話を聞いてみると、いつも購入している定番のものがありつつ、たまにちょっとリッチなヨーグルトを買って“贅沢感”を味わうといった声が。昨今、そうした贅沢系ヨーグルトが巷で人気を集めています。

例えば、「小岩井 プレミアムクリームヨーグルトグルメファン」は350gで500円とちょっとお高めですが、生クリームがたっぷり使われ、まるでレアチーズのような濃厚の味わいが人気です。また、珍しいパウチ包装の「プレミアム 湯田ヨーグルト(加糖)」(970円)は、スプーンですくったときにもっちり感がある傍ら、それでいてスッキリした後味がくせになる逸品です。

贅沢系の人気が広がる一方で、最近種類を増やしているヨーグルトもあります。それは“植物性ヨーグルト”です。低糖質で低脂質、そして食物繊維が豊富であることが注目を集め、以前は豆乳ヨーグルトぐらいだったものが、今はアーモンドミルクやオーツミルク、ココナッツミルク、玄米などさまざまな原料のものが登場しています。

◆新大久保で話題の“ヨアボ”とは?

ヨーグルトの広がりは若者に人気の街・新大久保にも。「HELLO,GREEK新大久保店」では“ヨアボ”が大人気です。同店の店長曰く、韓国でヨーグルトアイスが大ブームになり、それを日本でも浸透させるべく“ヨーグルトアイスボウル”の頭文字をとって“ヨアボ”と命名。すると、こちらのお店にはこの「ヨアボ」(1,650円)を求め、連日多くの人が訪れています。

この「ヨアボ」は牛乳に乳酸菌を混ぜ、お店でイチから作ったヨーグルトを凍らせて作ったヨーグルトアイスに、たっぷりのチョコソースとカットしたバナナ、オーガニックグラノーラを乗せ、さらにはイチゴやキウイなどのフルーツを加えます。そして、最後にヘンプシードと呼ばれる麻の実をかけて完成です。

お客さんからは「(ヨーグルトアイスが)すごいクリーミーで、チョコソースが上に乗っているのでデザート感があっておいしい」、「パリパリ・ザクザク、フルーツの食感といろいろあるので、すごく楽しめる」と好評です。

また、ヨアボは意外な場所でも味わえます。大手回転寿司チェーン「かっぱ寿司」では今年6月から「ヨーグルトアイスボウル」を提供。その理由について、運営元のカッパ・クリエイト株式会社・広報宣伝部の辻さんは「韓国で話題というところがキャッチーで、SNS映えするような商品というところを狙った」と話します。

◆“ヨーグルトアイス”のおすすめレシピ

さらに、ヨーグルトアイス人気は大手レシピサイト「クックパッド」にも。同サイトでは“ヨーグルトアイス”のキーワード検索頻度が去年に比べて、約1.6倍も増加したとか。

そこで、今回は簡単にできるオススメのヨーグルトアイスの作り方を紹介してもらいました。

まずはヨーグルト(400g)に豆乳、または生クリームを大さじ3。そしてレモン汁(大さじ1/2)、はちみつを大さじ3入れます。お好みでフルーツを加え、よく混ぜた後、冷凍庫で凍らせればできあがりです。

こうしたヨーグルトアイスの人気について、クックパッド広報部の成実さんは「ヨーグルトを、自分で何かしら手を加えて楽しむことが家庭に浸透してきている。手軽に市販されている、いつも冷蔵庫にある食材からアイスを作れるということも、ヨーグルトアイスが好まれている理由」と分析します。

ヨーグルトの広がりはまだまだあります。今年7月には進化型ヨーグルト“ヨーグルトシュー”の専門店「& Yogurt(アンドヨーグルト)横浜店」が神奈川県・横浜にオープン。ヨーグルトシューとは、水切りヨーグルトをシュークリームにはさんだもので、しょっぱい系から甘い系まで豊富なラインナップがあるそうです。

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<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1> (※番組終了)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/

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