TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」。「ライプラ!」のコーナーでは、物価高のなかで注目を集める“訳あり商品”について取り上げました。

◆訳あり食品が最大100%オフ!?
食料品の値上がりが続くなか、“訳あり商品”が注目を集めています。例えば、先日番組でも紹介した町田の訳ありアウトレット店「222」では、賞味期限が近いなどの訳あり食品を安価で購入できるとあって連日多くの人が訪れています。
そのほかにも、訳あり食品をお手頃価格で購入できるサービスは拡大中。賞味期限が近い食品やラベルに傷がついている商品などをお得に購入できる社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」や、飲食店で廃棄されそうな食品と食べたい人をマッチングしてくれるフードシェアアプリ「TABETE」など大きな人気を博しています。
そんななか、訳あり食品が最大100%オフになるというサービスが注目されています。それが「トクポチ」。利用者のもとを訪ねてみると、定価329円のそうめんが約80%オフの66円、定価794円のレトルトカレーも約80%オフの159円など格安食材がたっぷり。
会員制通販サイト「トクポチ」は、年間1,560円の会費を支払うと賞味期限が近くなった商品を定価の40%オフから購入することができます。
さらに、「トクポチ」最大の特徴が、待てば待つほど安くなるシステム。例えば、定価の60%引きで販売された商品は1ヵ月経つごとに10%ずつ割引され、4ヵ月後まで商品が残っていれば最終的に0円で購入可能。ただ、購入を先延ばしにしていると他の利用者に買われてしまうこともしばしば。
なぜ「トクポチ」はこんなにも安く販売できるのか。代表取締役の我時朗さんは食品業界特有の慣例“3分の1ルール”がその理由だと言います。3分の1ルールとは製造日から賞味期限の3分の1の期間を超えると賞味期限内であっても小売店に納品できなくなるルールで、その商品は廃棄せざるを得ないとか。「トクポチ」では廃棄になってしまう商品を安く仕入れているため、格安で販売できるそうということです。
それだけに「トクポチ」のメリットは安さだけではないようで、ユーザーは「安いものを買っているのに良いことをしている気分になれる。社会貢献というかフードロス問題につながっていると思うと、買って満足度も高い」と話していました。
<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1> (※番組終了)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/