秋の味覚“焼きいも”はいまや夏も大人気! なぜ夏もおいしく食べられるのか、その理由に迫る

2025.08.29(金)

06:50

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。最新のトレンドを紹介する「はやリナ」のコーナーでは、いまや秋だけでなく夏も大人気の“焼きいも”に注目しました。

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。最新のトレンドを紹介する「はやリナ」のコーナーでは、いまや秋だけでなく夏も大人気の“焼きいも”に注目しました。

◆いまや1年中おいしく食べられる“焼きいも”

秋の味覚の代名詞として知られる“焼きいも”ですが、近年、夏も大きな人気を博しています。事実、今年8月7日(木)〜10日(日)には、さまざまなスイーツやフードでさつまいもの新しい楽しみ方を提案するイベント「夏のさつまいも博2025」が千葉・幕張メッセで開催。このイベントは以前、冬のみの開催でしたが2022年から夏も行われるように。

なぜ焼き芋が秋だけではなく、夏の時期に食べるのでしょうか?その理由を取材しました。

大田区にある「MEGAドン・キホーテ大森山王店」で、目立つように販売されていたのは、大量に積まれた焼き芋。秋以外でも多くのお客さんが購入しています。

同店の担当者は「(焼きいもは)1年を通して非常に売れている商品」と言い、さらには「売上額は(全店で)17.4億円ほど。だいたい5秒に1本、お客様に召し上がっていただいているような形」とも。

いまや焼きいもはドン・キホーテにとってなくてはならない看板商品になっています。担当者によると、2012年に沖縄県で試験発売した際、夏の暑い日でも売れ行きが好調だったのを受け年間を通じた販売が決定。「MEGAドン・キホーテ大森山王店」だけでも中高年の利用客を中心に1日に200本以上売れているそうです。

◆秋の味覚が夏においしい理由

さつまいもは通常、9〜11月が収穫時期とされています。それがなぜ夏に販売されているのか。そこには、さつまいもを甘くしつつ長持ちさせるための技術“キュアリング”が活用されています。

そこで、このキュアリングを行っている練馬区の「ベジファームかのん」へ。こちらでは、トマトやとうもろこしなど季節にあわせた野菜を育てており、さつまいもも約5,000本栽培。その一部を保存しているキュアリング貯蔵庫を拝見させてもらうと、そこにはびっしりと詰まったさつまいもの山が。人気品種「紅はるか」のほか3種のさつまいもが5トン貯蔵されています。

キュアリングとは、さつまいもを保存している貯蔵庫の室温を通常10℃前半のところ、3日間ほど30℃近い室温と90%ほどの湿度をもつ高温多湿の状態に変化させ、その後、また10℃前半まで戻す処理のこと。これにより、さつまいもの傷口に層ができ、保存可能な期間を1年以上延ばすことが可能で、さらにはいもが熟成され、蜜のように甘くなる効果も期待できるとか。

実際、キュアリングされたさつまいもを番組ディレクターが試食してみると「ねっとりしていて、甘みがあってすごくおいしい」と絶賛。「ベジファームかのん」を運営する高橋さんは「貯蔵して、でんぷんが糖に変わっているので、ねっとりに磨きがかかり、なおかつ甘みも増す」とその理由を解説します。

このキュアリングにはある程度の期間が必要で、なかには秋よりも夏に出回るさつまいものほうがおいしいという人もいるそう。高橋さんは「(今までは)実際に収穫して販売をしていくなかで、どうしても1月頃になると芋が傷み始めてしまったり、水分が抜けてしまったりする中で、売り切れずに廃棄してしまうところがあった。年間を通しておいしい芋が食べられるので、いっぱい食べていただければ」と望みます。

また、こうした状況を受け、暑い夏でも食べられるさつまいも商品を開発するお店も。「銀座つぼやきいも」では「アイスやきいも(まるごと)」という冷やした焼き芋を販売しています。

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<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
キャスター:山本里菜、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/
番組X(旧Twitter):@oha_rina
番組Instagram:@oharina_mx

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