TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。「ライプラ!」のコーナーでは、最新の“水筒事情”を取り上げました。

◆売上は昨年の1.5倍増! 水筒持ち歩き派急増中
危険な暑さが続く夏は、水分補給が必須です。そんななか、水筒を持ち歩く人が増えており、それに合わせてさまざまな水筒が登場しています。
実際、「ハンズ新宿店」には約600種類もの水筒が並び、ハンズ広報部の玉野さんによると売り上げは右肩上がり。今年は前年の同時期に比べ1.5倍増と好調だとか。玉野さんは「ファッションや用途に合わせて(水筒を)選ぶ人が増え、複数買うことも売り上げが上がっている理由のひとつ」と言います。
なかでも近年、人気を集めている水筒があります。玉野さんが「入口が小さくて洗いにくいという悩みを持っている人に人気のアイテム」と語るその商品は「sokomo」(ドウシシャ)。
こちらは底の部分が取り外せるため、底がストレスなくキレイに洗うことが可能。また、底から大きめの氷や飲み物を入れることもできます。
そして、荷物はできるだけ少なくしたい人にオススメなのが「シリコーンボトルナノ」(ViV)。
通常180ml入り、高さ15cmのこの水筒はシリコン素材でできているため、飲んだ後に折りたたんでコンパクトにすることが可能。手のひらサイズまで小さくなります。
さらに、水筒だけでなくプラスアルファの機能を持っているのが「2in1 BOTTLE」(STICOL)です。
見た目は普通の水筒ですが、こちらは水筒と氷のう、2つの機能を搭載。外側と内側の二重構造で、内側はシリコン素材のボトル。ここに飲み物を入れて冷凍庫で凍らせれば氷のうとして使えて、体を冷やせる仕組みです。上の蓋を開けると普通の水筒としても使うことができます。
◆社内ペットボトル持ち込み禁止の企業も!社員に水筒の使用を推奨
水筒を巡っては、企業でも新たな取り組みが始まっています。アウトドアアパレルメーカー「Goldwin(ゴールドウイン)」では、サステナビリティの一環として、5年前から社内へのペットボトルの持ち込みを禁止。社員に水筒の使用を推奨しています。
社員の方々にどんな水筒を使っているか聞いてみると、「温かいものと冷たいもの、両方が入れられるもので、通勤の際に持ち運びしやすいサイズ感のもの」、「常温のボトル。(デザインも)透明なのでファッションにもなじみやすく、スタイリッシュなデザインで持ち運びも便利」、「メモリがついているので、どれくらい飲んだか意識できるのがポイント」などさまざまな声が寄せられました。
また、同社ではこの取り組みを推進するため、お水やコーヒー、お茶、スープなどさまざまな飲料を各所に設置。これらは水筒に入れ放題となっており、「出勤時は重たくなるので空で水筒を持ってきて、出社したらまず水を入れる。お金がかからないので財布に優しい」と社員からは好評です。
ちなみに、150円のペットボトルを1日2本買うと、1年で10万9,500円もかかります。これを水筒に置き換えるだけで、大きな節約につながります。
みなさんもぜひ、水筒を持ち歩いてみてはいかがでしょうか。
<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
キャスター:山本里菜、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/
番組X(旧Twitter):@oha_rina
番組Instagram:@oharina_mx