コスパ最強!誰でも食べられる“行政メシ”、なかでも大人気の絶品メニューとは?「肉が柔らかい」「学校給食で食べた以来」

2025.07.10(木)

06:50

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。最新のトレンドを紹介する「はやリナ」のコーナーでは、誰でも利用できるコスパ抜群の“行政メシ”を紹介しました。

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。最新のトレンドを紹介する「はやリナ」のコーナーでは、誰でも利用できるコスパ抜群の“行政メシ”を紹介しました。

◆行列ができるほど大人気!農水省の食堂の人気メニューは?

食品価格の上昇が続くなか、誰でも利用することができて、リーズナブルな価格でこだわりメニューが楽しめる省庁や区役所といった行政機関・行政法人の食堂が人気を集めています。

まず紹介したのは、千代田区霞が関にある農林水産省の食堂「手しごとや咲くら」。こちらは職員だけでなく一般の方も利用可能で、連日入口にはオープン前から行列ができています。

お客さんによると、ここは東京の中心にありながらバリエーション豊富な料理を良心的な価格で楽しむことができるそう。確かにメニューを見ると、セットや丼は千円程度。ビュッフェスタイルで選べる小鉢も数百円程度からとリーズナブル。4月に民間企業が発表した働く人の外食ランチの平均額「1,250円」を下回っているものがほとんどです。

さらに、農林水産省ならではのこだわりも。担当者は「国産食材や国産の有機農作物を積極的に取り入れていることや、メニューには食料自給率を記載していることなども農林水産省ならではの取り組み」と話します。目につくところに食料自給率を表示することで、利用者が食について考えるきっかけになればと、その理由についても言及していました。

そんな行政の取り組みも反映しているこの食堂で、一番人気のメニューが「ニタリ鯨三昧御膳」(1,200円)です。

これは調査用に捕獲したニタリ鯨を使用した御膳で、普段なかなか食べることが少ない鯨をステーキと竜田揚げで味わうことができ、利用者からは「おいしい、肉が柔らかい」、「普段なかなか鯨は食べないから学校給食で食べた以来」、「懐かしい」といった声が。こちらはお客さんの約2割が選ぶメニューで、遠方からバスツアーなどで食べにくる人もいるそうです。

◆おすすめランチが種類豊富なJICA、その理由とは?

人気の行政メシは他にも。開発途上国などへさまざまな支援を行っている独立行政法人JICAの施設「JICA東京」(渋谷区)にある食堂「Oasis」も一般の人の利用が可能です。

人気のメニューは種類が豊富な「おすすめランチ」で、AセットとBセットが日替わりメニュー。Cセットが週替わりのカレー、Eセットが週替わりエスニック料理となっており、料金もBセットが630円。その他は750円とこちらもとてもリーズナブル。

職員の在籍数などから1日の利用者を予測し、食品ロスを少なくすることで低価格を実現しているということです。

なぜ日替わりランチの種類が豊富なのか。同食堂の担当者に聞いてみると、お昼の利用者の6〜7割が外国人で、宗教上の理由で食事に制限がかかる方もおり、お客さんが食べられるものがないという状況を作りたくないから。海外からの職員や来客が多いJICAの食堂として、ありとあらゆる食文化に対応できるようメニューのバリエーションを増やしています。

他にも都内には人気の行政メシがあります。例えば、文京区役所内の職員食堂では東京ドームが見下ろす絶景を前に450円でカレーライスを食べることができます(7月31日で営業終了)。また、足立区役所の食堂「食堂ソラノシタ」では区の人気給食メニュー「エビクリームライス」(850円)を提供しており、思い出の味を食べたい地元の人が多く訪れているということです。

※この番組の記事一覧を見る

<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
キャスター:山本里菜、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/
番組X(旧Twitter):@oha_rina
番組Instagram:@oharina_mx

RELATED ARTICLE関連記事