豆苗のほか小松菜、にんにく、ちんげん菜、バジルも自分で簡単に作れる! お得で楽しい、キッチンで“再生栽培”が話題沸騰中

2025.05.30(金)

06:50

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。「ライプラ!」のコーナーでは、物価高騰のなか注目を集めている“キッチンでの再生栽培”について取り上げました。

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。「ライプラ!」のコーナーでは、物価高騰のなか注目を集めている“キッチンでの再生栽培”について取り上げました。

◆豆苗だけじゃない…キッチンで小松菜も栽培可能!

近年、天候不順や輸送コストの上昇などで野菜が値上がりするなか、野菜の切れ端や根っこなどを再利用して育てる“再生栽培(リボべジ)”が注目を集めています。そこで今回はキッチンで簡単にできる再生栽培のやり方や面白い関連商品を取材しました。

再生栽培の魅力を調査すべく伺ったのは、再生栽培歴15年以上、再生栽培のスペシャリストとして書籍やYouTubeで情報を発信している大橋明子さん。キッチンを見せてもらうと、そこには多くの野菜が栽培されていました。

再生栽培というと“豆苗”が有名ですが、それ以外にも再生栽培できる野菜はたくさんあり、大橋さんのキッチンには小松菜やにんにく、葉ねぎ、大根の葉っぱ、ちんげん菜やバジルまで、さまざまな野菜が育てられています。

例えば小松菜は、水につけるだけで、10日ほどで葉っぱが器いっぱいに成長。

にんにくは下のかけらだけを使って栽培。にらのように香りがよく、餃子に入れたりして使うそう。

収穫した後は、小松菜やちんげん菜は茹でて冷凍すれば気軽に使用可能。葉ねぎもカットして冷凍すればOK。

ちなみに、葉ねぎは先端を切ってもまた成長するため、2〜3回収穫することができるとか。5種類ほど育てることで1ヵ月で1,000円程度野菜代が浮くこともあるそうです。

では、どのように栽培すればいいのか。小松菜の場合、用意するのは根つきの小松菜で、まずは周囲の葉っぱを根から4cm程度残してカットします。中央の小さな葉っぱだけを残し、それを苗にして根に水が少しつく程度入れます。ちなみに、多くの野菜が根に水が少しついていれば成長するとか。

また、栽培のポイントは水が腐らないよう毎日変えることだそうで、大橋さんは「昨日よりも今日、今日よりも明日という感じで(野菜の)成長の様子が目の前で楽しめる。それが室内栽培のひとつの良さ」と再生栽培の醍醐味を語ります。

◆無限豆苗生活が可能! 話題の便利グッズ

続いて向かったのは、港区にある豆苗の生産・販売大手「株式会社村上農園」。こちらで販売する再生栽培の王様・豆苗に関する便利グッズが大きな話題になっています。

 

それは豆苗を育てるための突っ張り棒「tatecco 無限豆苗生活セット」(Mサイズ4,851円)。豆苗をボックスに入れると3つ同時に再生栽培できるというもので、突っ張り棒大手「平安伸銅工業」とのコラボ商品です。

株式会社村上農園 広報マーケティング室の松井さんは「そもそもは(平安伸銅工業に)tateccoという商品がありまして、このボックスはなかに調味料などいろんなものを入れられるんですが、平安伸銅工業さんが村上農園の豆苗を入れてみたらシンデレラフィットだったという話を聞きまして、今回コラボレーションすることになりました」と本商品誕生の経緯を明かします。

豆苗と突っ張り棒は相性がいいそうで「省スペースで衛生的にも使えます」と松井さん。実際、狭いキッチンでも3cmほどのスペースがあれば設置可能で場所をとりません。また、ボックスは取り外しが簡単なので水の交換もスムーズにできます。松井さんは「ちゃんとやり方を守っていただくと、買ってきた1回目をあわせ3回豆苗が食べられ、ボックスを複数置くことで無限に豆苗生活ができます」と話していました。

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<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
キャスター:山本里菜、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/
番組X(旧Twitter):@oha_rina
番組Instagram:@oharina_mx

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