TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。巷で流行っているさまざまな出来事をピックアップし、その背景に迫るトレンド特集のコーナーでは、現在人気が再燃している“アサイーボウル”を取り上げました。

◆アサイーボウルの人気が再燃! その背景は?
「アサイーボウル」は、アマゾンを原産とする植物・アサイーの実のスムージーにさまざまなフルーツやグラノーラをトッピングしたブラジルのスイーツ。過去にブームとなり、一度は下火になりましたが、昨今その人気が再燃しています。
2024年には「新語・流行語大賞」の候補となる30語のなかに選出され、大手コンビニ「セブン‐イレブン」やコーヒーショップ「タリーズコーヒー」などで相次いで販売。
そして、2024年11月からは大手ファミレスチェーン「ガスト」でも高まる需要に対応するため初めてアサイーボウルをメニューに導入。ガストの店舗担当者は「計画を上回るご注文をいただいており、特に女性のお客様に多く支持をいただいております」と反響ぶりを語ります。
アサイーボウルの人気が急拡大するなか、原料のアサイーのはじめさまざまなアサイー商品を輸入・販売する都内の企業「フルッタフルッタ」では供給が追いつかないこともあるなど、対応に追われているそう。
2013年頃に一度流行しながらも人気が失速したアサイーボウルがなぜ今、再び人気となっているのか。その背景についてフルッタフルッタ広報の松田さんは「ユーザー層が変わっていまして、前回のブームはアラサーの女性、30代前後の女性がメインで、今は圧倒的にZ世代。インフルエンサーの方が動画サイトにアサイーボウルを投稿したことがきっかけで、一気に注目された背景があります」と解説します。
2013年当時の第1次アサイーブームでは、ポリフェノールを豊富に含み抗酸化作用を持つスーパーフードとしてのアサイーがアラサー女性に受けて支持が広がりました。
一方、今回の第2次アサイーブームは、インフルエンサーがアサイーボウルをおやつやダイエット時の代替食としてSNSで発信したことで、Z世代の間で一気に人気が高まったということです。実際、街頭で話を聞いてみてもSNSがきっかけでアサイーを知った、食べ始めたという声が多数ありました。
なお、フルッタフルッタでは今後もアサイーボウルは日々の軽食などに安定した需要があると見ていて、原料や商品の生産体制を強化する方針ということです。
<番組概要>
番組名:おはリナ!
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
キャスター:山本里菜、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/oharina/
番組X(旧Twitter):@oha_rina
番組Instagram:@oharina_mx