TOKYO MX(地上波9ch)の曹蒙記者が外国人記者の視点で東京の魅力や課題を伝える「TOKYO LENS」のコーナー。今回のテーマは「おみくじ」。外国人はおみくじを日本人とは違う感覚で捉えているようです。外国人と日本人のおみくじに対する考え方の違いを取材しました。
◆外国人は「おみくじ」をどう思っている?日本人との考え方の違いは?
初詣に行くときの定番「おみくじ」。日本人にとっておみくじは、神様や仏様からのメッセージであり、気を引き締めるものですが、外国人はどう感じるのでしょうか。

東京・台東区の浅草寺では、日本の方だけではなく、海外の方も大勢おみくじを引いています。

オーストラリアから来た男性は、おみくじを引いて「すごくユニークな体験だった。面白いし、エンタメ性があって良かった」と話します。

スペインから来た女性も、おみくじを引いて笑顔を見せます。話を聞いた外国人にとって、おみくじは一種の娯楽として捉えられているようです。

海外と日本では、どうして「おみくじ」に対する考え方が異なるのでしょうか?
ドイツから来た男性に聞くと、「ドイツでは事実を信じる傾向が強く、今後の運命のようなものは信じない。おみくじは単なるランダムなものと考える人が多いと思う」と話します。また、カナダから来た男性は「多くの人はお祈りは行いますが、箱を振ったり運勢を知ろうとすることはありません」とも。

欧米では、今後の運勢は神様から告げられるのではなく、日頃の行い次第で変わるものだと考える人が多いようです。

そして外国人からは、引いたくじを天からのメッセージだとする日本人の考え方が創造的だという意見も。
カナダ人男性は、「とても創造的で素敵です。強い想いがあれば、本当だと信じることができるのもいいなと思います」と話していました。

◆おみくじを引いてメニューが決まる定食が人気◆
外国人に娯楽として親しまれるおみくじ。都内では、おみくじを使ったメニューを提供する店が登場し、人気を集めています。
雷門の近くにあるお店で半分以上の客が注文するのが、「おともみくじ定食」。七福神が描かれたしゃもじのおみくじを引き、引いた神様によってご飯のお供が決まる定食です。

客の一人は弁財天を引き当て、「白いバター」「たらこ」「なめこのたまり炊き」の3品のお供をいただきました。

このメニューに中国人女性は「とても斬新で、どんな料理が出てくるか楽しみ。期待感が持てていいですね」と笑顔を見せていました。

神のお告げとして自分の未来を知ろうとする「おみくじ」は、日本などの特有の文化だと感じました。今後、さらに多くの人が楽しめる形で広がっていくのではないでしょうか。






