TOKYO MX(地上波9ch)の報道・情報生番組「堀潤激論サミット」(毎週金曜20:57~)。放送では、自転車芸人の安田大サーカス・団長安田さんを迎え、増加傾向にある“自転車事故”を減らす手立てについて徹底議論。番組前半では、4月から施行された改正道路交通法の青切符制度について取り上げました。
◆青切符制度導入…反則の対象は113種類
道路交通法の改正に伴い、4月から自転車に反則金が科される“青切符制度”が導入されました。

近年、自転車と歩行者による事故は増加傾向にあり、過去には自転車による死亡事故で加害者に1億円近い賠償請求が出た事例もあるなど、深刻な問題となっています。今回の法改正にはそうした事故の抑止を図る狙いがあります。

新たに科される反則金は「信号無視」が6,000円、「スマホのながら運転」が1万2,000円、「歩道走行」が6,000円などとなっています。

ただ、反則の対象となる自転車の違反行為の数はなんと113種類も。

そもそも日本では交通ルールをきちんと教わる機会が少なく、自転車ルールの周知は現状十分と言えません。さらに、本来“自転車は車道を走るもの”とされていますが、路上駐車などの影響でそうもいかない事態が多々あり、安全を担保するインフラ整備にも大きな課題が残っています。

そうした中、自転車事故を減らすためには何が必要なのか。今回は、弁護士の島田さくらさん、落語家の林家三平師匠、千葉商科大学准教授の常見陽平さん、さらには自転車芸人の安田大サーカス・団長安田さんを迎え議論しました。

◆覚えられる?113種の反則行為
話題はまず113種もある反則行為について。自転車に詳しい団長安田さんでさえ全ては把握できておらず、さらには「どっちやねんみたいなルールがたくさんある。例えばイヤホンしながらでも音楽を聴いてなかったら、外の音が聞こえたら大丈夫とか『警察はどうやって判断するんだろう?』みたいなものがたくさんあるので難しい」と困惑。

警察庁が示している反則行為一覧を見ると、「携帯電話使用(保持)」や「信号無視」、「無灯火」などのほか、「泥はね運転」といったものもあります。

こうした多岐に渡る反則行為に対し常見さんは「この規制が自転車事故をなくすことに貢献するか・否かは厳しく問いたい」と疑問視。続けて、「警察は頑張っていると思うが、庶民からすると結局は罰則を取りやすいこところで取っていないかという気持ちもある」、「これがかえって事故を増やさないかという懸念もある」と案じます。

一方、団長安田さんは「(警察庁が示している反則行為が)多すぎる」と指摘。「1個ずつコツコツやっていかないと。まずは逆走をやめさせるとか、ひとつずつフィーチャーした方がいい」と言い、さらには反則金の価格にも言及。高額だと払わない人が出てきたり、16歳以上が対象となるだけに高校生が払える程度の金額にした方がいいのではないかと持論を述べます。

◆自転車ルールの周知は十分?
一般の方が自転車の交通ルールを知った機会について警察庁が調査したところ「テレビや新聞」が45%で最多。次いで「学校・幼稚園・保育園」、「運転免許取得時」、「両親」でした。

そして、警察庁は昨年12月、地域で自転車講習を実施したいがどこを頼ればいいかわからないという悩みに応えるため、交通安全教育を行う事業者の連絡先をまとめた特設サイトを開設。ここには自転車の走行ルールや交通安全の教材も掲載されています。

こうした啓蒙活動について三平師匠は「YouTuberの方などに協力してもらうのが一番いいと思う。そうすれば子どもたちも聞く」と提案します。

番組の後半では、自転車レーンに路上駐車する現場を取材。インフラ整備の現状と課題を検証します。
<後半は明日配信します>
<番組概要>
番組名:「堀潤激論サミット」
放送日時:毎週金曜 20:57~21:25 <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
「TVer」で放送後1週間Tverにて無料配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、豊崎由里絵、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/live-junction/
番組X(旧Twitter):@livejunctionmx
番組Instagram:@livejunction_mx





