TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道情報番組「Wake Up 7」(月~金曜 7:00~)。最新のトレンドを紹介する「トレトピ」のコーナーでは、ヒット商品が続出している“引き算ビジネス”を取り上げました。
◆牛乳、ビール、洗濯機…引き算して大ヒット
依然として物価高が続く中、本来ついている機能やオプションを引き算してヒットする商品が続々と登場しています。
そのひとつが「学校給食用牛乳パック」。こちらは既存の学校給食用牛乳パックについている“ストロー”がついていません。ストローをなくし、直接飲めるように工夫してコストをカットしています。

さらにはゴミを捨てる際の手間ひまを引き算し、年間6億本を売り上げるヒット商品となっています。

また、ドン・キホーテではラガービールがパッケージデザインを最低限のモノクロ印刷にすることでコストカットに成功。価格は1缶(330ml)で164円とかなりお得で、発売開始から3ヶ月で100万本を突破したヒット商品となりました。

引き算することでお得になった商品は他にもあります。それは2月下旬に発売されたドラム式洗濯乾燥機です。一般的に10kgの洗濯まで可能なドラム式洗濯乾燥機の価格帯は15万円から、高いものだと30万円以上になりますが、こちらの洗濯機はなんと8万7890円と10万円を切る価格です

では、何を引き算しているのか。PPIH PB生活家電開発担当・米平さんは「一般の洗濯機についている“洗剤自動投入機能”を引き算しました。2点目が、(既存の商品は)多機能で操作性が難しいものが多いですが、こちらは初めての人でも使いやすいように操作性をアップしています」と解説。機能や部品をカットし、一般的な商品の半分ほどの価格を実現しました。
また、3月にはライトや鍵などのオプションを全て引き算した自転車「オプションゼロ」を発売。その価格は税込1万1000円となっています。

◆あの国民食も引き算した商品が話題に!
日本の国民食も引き算した商品が注目を集めています。2020年から6年連続で「食べログ百名店」に選ばれている世田谷区の「らーめんMAIKAGURA」。こちらの看板メニューは「白トリュフオイル香る 鶏白湯麺」(1380円)。こだわりの大きな豚チャーシューがついた「味玉醤油らーめん」(1280円)などが人気ですが、ここでも引き算された商品が話題に。

それは、麺とスープだけのシンプルな「かけそば(塩・醤油)」(900円)。全てのトッピングが引き算されています。

店主の一条さんはこのメニューを提供する理由について「(素材が)全部高くなってきているので、お客さんにちょっとでもラーメンに触れてほしい、機会のひとつになればいいかなと思って。値段が抑えられるところもすごく重要なところです」と語ります。
こうしたトッピングをカットしたかけそばを提供するラーメン店は徐々に広がりを見せており、例えばラーメンチェーン「ぎょうざの満洲」は「素ラーメン」を400円で提供し、大きな人気を博しています。

続く値上げに物価高の一方で、必要なものを賢く選ぶ引き算商品は今後も広がりを見せそうです。
<番組概要>
番組名:Wake Up 7
放送日時:毎週月~金曜 7:00~7:30 <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
番組Webサイト: https://s.mxtv.jp/hodo-sports/wakeup7/
番組X(旧Twitter): @mx_wakeup7
番組Instagram: @wake_up7_mx9





