TOKYO MX(地上波9ch)の報道・情報生番組「堀潤 Live Junction」(毎週月~金曜20:00~)。家計に関するお金のニュースを深掘りする「豊崎由里絵の家計Lab」のコーナーでは、“花粉の飛散量増加による家計への影響”について取り上げました。
◆今年の花粉の飛散量は例年の1.3倍
民間気象情報会社ウェザーニューズによると、今年の花粉の飛散量は全国平均で平年と比べ128%、約1.3倍となる見込みです。これは昨夏の記録的猛暑が雄花の成長を促したことが影響しているそうです。

また、現在は2人に1人が花粉症というデータもあります。パナソニックが調査したところ、花粉に困っている社会人で「花粉症が仕事のコンディションに影響している」と答えた割合は約9割。加えて、1日のうちで花粉により仕事のパフォーマンスが低下していると感じる時間は平均約3.2時間。さらには、花粉症による経済損失額は1日あたり約2,450億円に達するという試算もあります。

◆花粉症手当で生産性向上、さらには…
そうした中、花粉症による生産性の低下を防ぐための取り組みを行っている企業があります。高齢者施設向けの食品を提供する企業「クックデリ」の共有スペースには管理栄養士が監修した「腸活おやつコーナー」があり、フルーツが入ったグラノーラなど腸内環境の改善にいいと言われているおやつを用意。同社の上席執行役員・高橋さんは「腸活は花粉症の症状緩和に効果があると言われているので、いつでも従業員が無料で食べられるコーナーとなっています」と説明します。

この企業では去年から“花粉症手当”と呼ばれる福利厚生制度を開始し、花粉症の症状緩和につながるおやつに加え、高保湿ティッシュやマスクなども無料で配布しています。

高橋さんは、「全従業員の半数が花粉症で、そのうち約8〜9割が(花粉症で)仕事に対して何らかの支障があると。私たちは食品メーカーで、特に開発部門は“鼻詰まり”などが味覚にも影響出てくるので、花粉症の悩みは致命的。どうにか手を打たなきゃと(思いました)」とその内実を明かします。

花粉症のシーズンは、マスクやティッシュなどの花粉症対策に5,000〜1万円かける人が多いというデータもあり、家計への負担も軽視できません。それだけにこの制度には社員からも感謝の声が。

しかも、花粉症手当は現物支給だけではありません。花粉症治療の医療費を一部補助しており、高橋さんもこの制度を使ってレーザー治療を行い。鼻詰まりの問題が解消されたとか。こうした福利厚生の効果で社員の約83%が症状の改善を実感しているそうです。

また、花粉症手当を導入したことで思わぬ効果も。「人事チームに聞いたところ、花粉症手当をしている会社と知り、それを応募のきっかけにした方もいたと聞いています。この手当を導入したことで認知度の向上にもなり、採用に関してもプラスになっている」とのことです。

自身も花粉症で、ありとあらゆる治療法を試してきたという元裁判官で国際弁護士の八代英輝さんは「(花粉症の治療には)お金がかかる」と苦労を語り、同じく花粉症に悩むエッセイスト・メディアパーソナリティの小島慶子さんは「私は早め早めに薬を飲んでいますけど、友人の中には花粉症(の症状)が重くて会社を休む人もいる。だからこういう取り組みがあったら、ここに就職しようと思う人もいるでしょうね」と企業の取り組みを評価。

さらに、小島さんは花粉症の症状改善に腸活・免疫力向上の重要性を訴えます。「私は花粉症との付き合いが長いけど、いかに免疫を高めるか(が大事)。(でもそれは)結果としてお金がかかっちゃうんですよね」と話していました。

<番組概要>
番組名:堀潤 Live Junction
放送日時:毎週月~金曜 20:00~21:00 <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、豊崎由里絵、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/live-junction/
番組X(旧Twitter):@livejunctionmx
番組Instagram:@livejunction_mx





