全国で学校内での暴行の様子とみられる動画がSNSで拡散される事態が相次ぐ中、東京・福生市の全ての公立小中学校で「いじめを防ぐための特別授業」が一斉に行われました。
特別授業は福生市が10年ぶりに改定したいじめ防止に向けた行動指針となる3つの宣言への理解を深めてもらう取り組みの一環です。
福生市は、いじめをしない・させないためにはまず「相手の気持ちを理解する」ことが大切だとしていて、子どもたちは話し合いを通じて自身の友人関係を振り返り、友達の気持ちについて考えました。児童からは「外見が笑顔でも心の中がちょっと不機嫌だったら(友達の気持ちは)理解できないだろう」「仲のいいグループだけでなく、他の子たちともたくさん話したい」といった意見や、相手の気持ちを理解するために積極的に自分から話しかける姿勢を心がけたいなどといった意見が出ました。
福生市教育委員会は今後も学校側と連携し、子どもたちが主体となり、いじめ防止のための行動を考える機会を設ける方針です。また、市内の学校では子どもの変化を見逃さない体制づくりを進めているということで、福生第一小学校の校長は「担任だけでなく、全ての教職員が全ての子どもたちを見るという視点で情報共有し、子どもの変化を見逃さないようにしたい」と話しています。





