東京・渋谷区は区内にキャンパスのある大学と連携し、地下道などの落書きを消す街の美化作戦を始めました。ボランティアで携わった学生は「落書きを消すのに時間がかかる。やめてほしい」などと話していました。
この取り組みは区内の落書きを消去し清潔で安全な街づくりを推進しようと、渋谷区が日本経済大学と連携して行っています。11月11日に始まった落書きを消す作業は渋谷駅から歩いて10分ほどの地下道など区内8つの地域で行われ、参加した学生たちは真剣な面持ちで溶剤を塗り、布でこすり落とす作業を根気よく続けていました。
参加した学生たちは「落書きを描くのは一瞬だが、消すのにはすごく時間がかかる。落書きはやめてほしい」などと落書きを消す作業の大変さを嘆く人や「大変だが、壁がきれいになった時はとても達成感を感じた。周りの人に落書きしないよう伝えていきたい」と話す人もいました。
この美化作戦は4日間にわたって行われ、およそ1000人の学生ボランティアが参加するということです。





