今年=2025年7月の参議院選挙で、東京・大田区選挙管理委員会の職員が無効票およそ2600票を不正に水増ししていた問題について、大田区は再発防止のため、有識者による第三者委員会を立ち上げ、区民にも原則として公開で行うことを明らかにしました。

会見で大田区の鈴木晶雅区長は「あらためて、今回の事案を極めて深刻なものと受け止めている。区民の信頼回復に向けて選挙管理委員会と連携しながら全力で取り組む」と述べました。鈴木区長は会見の中でまた、第三者委員会の公開について「透明性を担保するため」と説明しています。
第1回の委員会は10月31日に開催され、大田区は今年度のうちに調査報告書を取りまとめる方針です。