東京都の小池知事と都内の区市町村長が意見交換を行う会議が10月8日から始まり、初日は島しょ部の町村長らが課題や都への要望を小池知事に直接伝えました。
新島村の大沼弘一村長は、人材不足のため保育士や保健師などを島の外から採用するケースも多く、課題となっている住宅の確保について支援を要望しました。これに対し東京都は、空き家を活用する都の支援事業を紹介し、建築資材の運搬費用が高いことなど、島しょ地域の特性に配慮しながら支援したいと応じました。
知事と自治体の意見交換は11月半ばまで行われ、東京都の来年度予算の検討に生かされます。