東京都内は8月26日も高気圧に覆われて朝から気温が上がり、都心は9日連続の猛暑日になりました。これで2022年7月に記録した猛暑日の最長記録に並びました。また、年間の猛暑日の日数も22日となり、2023年の最多記録にも並びました。

正午すぎの世田谷区・三軒茶屋駅前は空気はカラッとしていたものの、照り付ける日差しと地面からの照り返しで高温となっていました。都心以外でも、都内各地の最高気温は練馬で36.1℃、八王子で36.0℃、府中で35.8℃などを観測しました。
各地で猛暑日となる中、都内の“避暑地”世田谷区の等々力渓谷公園ではこの日も木々に覆われて日差しが少ない分、過ごしやすく、心地よい風が吹いていました。
等々力渓谷公園は23区で唯一となる渓谷が整備され、都内有数の「涼を感じるスポット」として親しまれています。しかし川沿いをしばらく歩いていくと、現在、バリケートが張られて通行止めになっています。
2023年7月、高さおよそ20メートル・直径およそ45センチのシラカシの木が倒れ、渓谷沿いの遊歩道をふさぎました。このため世田谷区が公園内の木を調査した結果、枝の一部の伐採といった緊急対応が必要な「危険木」を52本確認しました。2024年には作業を開始しましたが大型重機が入ることができず、職人による手作業で進めているため、1年がたった今も通行止めが続いています。来園した人からは「木陰で涼みながらという動画を見てすてきだなと思って来た。ぜひまた来てみたい。もう少し散策できる場所が増えるとうれしい」などといった声も聞かれました。
この事態に対し、世田谷区の担当者は「区民ももちろん、区外からも大変多くの人が来ている。四季折々の等々力渓谷を全体を通して味わってもらえないのは心苦しい。なるべく早く作業を完了させ、来年3月までには順次開放していければと考えているので、もうしばらくご辛抱いただければ」と話しています。