8月20日は都心で3日連続の猛暑日となるなど東京都内では熱中症への警戒が続く中、江東区で新たな熱中症対策が始まりました。

江東区は20日から、熱中症警戒アラートが発表された際にクーリングシェルターとして施設を開放してもらう協定を、大手スーパーのイオンリテールと江東区薬剤師会の2者と結びました。
対象となった江東区薬剤師会に加盟している薬局21店舗と区内2店舗のイオンの中にある休憩スペースではクーリングシェルターであることを知らせるポスターやのぼり旗が設置され、初日から利用する人たちの姿が見られました。
締結式を行った江東区の大久保朋果区長は「いざという時には立ち寄って涼んでもらい、暑さの中でも健康でいられるよう、力添えを引き続きいただければ」と呼びかけ、民間事業者と協力して暑さ対策をしていきたい考えです。江東区はポスターなどで普及啓発を行うとともに、協定を結ぶ事業者を拡大していきたいとしています。