都内各地で40℃超え…8月の最高気温を更新 ひんやりスポットは大人気

2025.08.06(水)

10:20

8月5日は環境省と気象庁が発表する「熱中症警戒アラート」が過去最多の44都道府県に出される危険な暑さとなりました。正午すぎの東京・八王子駅前では強い日差しが照り付け、立っているだけでも汗が止まらない暑さとなりました。道行く人も日傘などで暑さをしのいでいる人が多く見られました。

8月5日は環境省と気象庁が発表する「熱中症警戒アラート」が過去最多の44都道府県に出される危険な暑さとなりました。正午すぎの東京・八王子駅前では強い日差しが照り付け、立っているだけでも汗が止まらない暑さとなりました。道行く人も日傘などで暑さをしのいでいる人が多く見られました。

都内では青梅で40.4℃、八王子で40.3℃、府中で40.0℃など、各地で観測史上の最高気温を更新する猛烈な暑さとなりました。東京消防庁によりますと、管内では午後3時までに合わせて67人が熱中症の疑いで搬送されています。

かつてない暑さとなる中、八王子では“冬を体験できる”施設に多くの家族連れが“避難”していました。

東京あそびマーレにある「スノータウン」では、1年を通して人工の雪で遊ぶことができ、室内の温度が18℃前後に保たれています。子どもたちは雪に囲まれ「外に出たくなくなる」というほどのひんやりとした癒やしのひと時を満喫していました。

子どもたちは「とても涼しくて気持ちいいです。ずっとここにいたい」「すごく冷たくて体を冷やすことができます」などと笑顔を見せていました。また保護者も「(暑くて)公園などで遊べないので助かります」「1日券なのでなるべく遅い時間まで粘らせてもらって、涼しくなったら帰りたいと思う」などと話していました。

東京都心でも今年一番の暑さとなる36.6℃を観測する中、港区の東京タワー前に設置されている滑り台などがあるウオーターパークでは、屋外でも元気に水遊びをする子どもたちの姿がありました。

水遊びを楽しんでいた子どもは「楽しいです。友達と来られてうれしいです。涼しいです」と話し、保護者は「暑過ぎて夏らしい遊びをさせてあげられていなかったので、ウオーターパークがあると知ったので来た。(熱中症対策は)水を小まめに飲ませて、塩分チャージみたいなものを食べさせている」と話していました。

危険な暑さが続く中、東京タワーではウオーターパークの受付で塩分補給タブレットとうちわを無料で配布していて、水遊びを楽しみながらも熱中症対策を心がけてほしいと呼びかけています。

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