TOKYO MX(地上波9ch)の報道・情報生番組「堀潤 Live Junction」(毎週月~金曜17:59~)。育児の悩みを解決に導く「トヨサキ育児っと」のコーナーでは、子どもの野菜嫌い対策について取り上げました。

◆子どもが野菜を好きになるサブスク
小さな子どもを持つ親からは「野菜が嫌いで、料理にうまく混ぜても見つけてしまう」、「料理に少しでも野菜が入っていると出してしまう」、「決まった野菜しか食べない」といった悩みを多く聞きます。
5歳の子どもを持つ株式会社トーチリレー代表取締役の神保拓也さんも「年齢によって好きな野菜、嫌いな野菜の対象がコロコロ変わる。ウチの子どもも小さい頃はトマトが好きで、トマトばかり食べていたが、一時食べなくなり、でもまた最近食べるようになったり、そういうことがよくある」と悩みを吐露。
そんな野菜嫌いな子どもが野菜を食べるきっかけになるかもしれない、あるサービスが広がっています。それは定額料金で1年を通じて旬の野菜が採り放題のサブスク「はたけビュッフェ」です。
このサービスを展開している埼玉県・さいたま市の農園に行ってみると、多くの家族で賑わっていました。こちらの農園では、大人は1人・月額4,950円から。高校生以下の子どもは無料で利用でき、利用者からは「最近野菜の値上がりがすごいので、スーパーで買えたほうが楽なのはわかっているけど、そうなると(野菜の)品数が買えなくなっていた」との声が。
さらに、別の利用者からは「子どもが野菜嫌いだったが、(このサービスを始めて)にんじんとか生で食べられるようになり、小松菜も好きになって自分で採りに行ったり。(はたけビュッフェを)始めてよかった」、「子どもは好き嫌いがあるが『今日採ってきた野菜だ!』と言って食べてくれる」といった喜びの声があり、このサービスが子どもの野菜嫌いを克服する“食育”にもつながっていることがわかります。
また、大量の野菜を収穫していた家族に話を聞いてみると、食卓に並ぶ野菜の量がサブスク利用前の2倍になったとか。加えて、2歳の子どもは毎食野菜がないと自分から「野菜をください!」と要求してくるようになったそうで、「畑を借りて野菜を育てることを子どもに見せてあげたいからやりたかったが、どこまで管理できるかわからないから躊躇していた。でもこれだったら週1回行って、採って食べられるし、おいしいとこ取りして楽しませてもらっている」と話していました。
このサービスについてフリーキャスターの伊藤聡子さんは「これはナイスアイデア。やはり自分が採ったものを食べられると思うと、ワクワクして好きになってしまうと思う」と絶賛。
元裁判官で国際弁護士の八代英輝さんも「野菜って収穫する喜びとかそういったものを子どもに教えてくれるんだなと改めて気付かされた」と言います。
キャスターの豊崎由里絵は「東京でも農園を借してくれるところは見かけるけど、借りるとなると耕して、植えて、水やりして、虫をとったりしないといけない。でも、これは収穫だけでいいのでやりやすい」とメリットを語ります。
神保さんも頷きつつ「(子どもは)やはり体験と紐づいていると好きになるんだなと思うし、これはすごくいいサービスだと思った」と高く評価していました。
<番組概要>
番組名:堀潤 Live Junction
放送日時:毎週月~金曜 17:59~19:00(※18:55終了の場合あり) <TOKYO MX1>
無料動画配信サービス「Rチャンネル」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、豊崎由里絵、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/live-junction/
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