“偽の投票用紙”参院選・東久留米市の開票所で見つかる 村上総務相「状況把握の最中」

2025.07.23(水)

10:40

参議院選挙を巡って、選挙の公正を揺るがしかねない深刻な問題が起こりました。東京・東久留米市の開票所で、投票用紙に似せた偽物の紙が見つかったことが分かりました。村上総務相は総務省として状況の確認を始めたことを明らかにしました。

参議院選挙を巡って、選挙の公正を揺るがしかねない深刻な問題が起こりました。東京・東久留米市の開票所で、投票用紙に似せた偽物の紙が見つかったことが分かりました。村上総務相は総務省として状況の確認を始めたことを明らかにしました。

東久留米市の選挙管理委員会によりますと、市内の参院選の開票所で投票用紙に似せた偽物の紙が38枚見つかり、無効票として除外されたということです。

38枚のうち10枚は東京選挙区関連、残りの28枚は比例代表関連で、担当者によりますと紙は投票用紙と同じような大きさだったということです。市の選挙管理委員会は「投票の秘密に関わる」として書かれていた内容が候補者名や政党名だったかどうか明らかにしていませんが、何者かが投票などの際に意図的に入れた可能性があり、混入の経緯を調べるとしています。

この問題を巡って村上総務相は7月22日の閣議後の記者会見で、総務省として状況の確認を始めたことを明らかにしました。村上総務相は「総務省として、東京都選挙管理委員会を通じて状況の把握を行っている最中。引き続き、選挙の厳正な管理執行に万全を期すよう取り組んでいきたい」と述べました。

RELATED ARTICLE関連記事