7月20日に投開票が行われた参議院選挙の結果、政党要件を満たしたのが「チームみらい」です。チームみらいの国政への展望をまとめました。

参院選で「チームみらい」は比例代表で1議席を獲得し、党首で人工知能=AIエンジニアの安野貴博さんが初当選を果たしました。また、総得票率が2%を超えたため、公選法上の政党要件を満たしました。安野党首は参院選の開票直後「当選はゴールではなくスタートだと思っている。われわれが訴えていきたいことをポリシーを持って活動していきたい」と語りました。
チームみらいは今年=2025年5月に立ち上げられました。党首の安野さんは2024年の東京都知事選挙に立候補し落選したものの、得票数5位で15万票以上を獲得していました。
参院選での議席獲得の背景について安野党首は「他党と分断ではなく対話をすることで課題を解決していくと訴えたことが評価された」と話します。
安野党首は20日の会見で「永田町にソフトウエアエンジニアチームをつくる。例えば政治とカネの問題を解決するシステム、国民の声をしっかりとダイレクトに反映させるシステム。こういったものを作って広く世の中に出していきたいと思っている」と話しました。