高校野球東京大会 青山学院-多摩大目黒「夏を終わらせない」執念の一打

2025.07.12(土)

10:10

高校野球東京大会は7月11日、神宮球場で東東京大会2回戦となる青山学院対多摩大目黒の試合が行われました。この大会でベスト8を目指す青山学院と、前回大会は3回戦で延長戦の末に敗れたため雪辱を果たしたい多摩大目黒の一戦です。

高校野球東京大会は7月11日、神宮球場で東東京大会2回戦となる青山学院対多摩大目黒の試合が行われました。この大会でベスト8を目指す青山学院と、前回大会は3回戦で延長戦の末に敗れたため雪辱を果たしたい多摩大目黒の一戦です。

最初にチャンスをつかんだのは青山学院でした、1回表、1アウト1塁・2塁で4番の黒岩の打球は三遊間を破るタイムリーとなり、青山学院が先制しました。2回にも追加点を挙げた青山学院は3回表、1アウト1塁・2塁で、1年生でスタメンを勝ち取った6番の清水が右中間を破る走者一掃のタイムリーを放ち、青山学院が5対0へとリードを広げます。

多摩大目黒に反撃のチャンスが訪れたのは6回ウラです。1アウト2塁・3塁の場面で「このまま夏を終わらせたくない」という思いで打席に立った3年の矢尾板の当たりはセンター前に抜けるタイムリーで、意地の1点を返しました。

しかし青山学院も意地を見せ、好投を続けていた二岡からマウンドを託された2年の松本も安定のピッチングで多摩大目黒打線を抑え、青山学院が3回戦進出です。

青山学院の井上舜輝主将は「1番(投手)2番(捕手)の相性がすごくよかったので、ランナーを出しながらもしっかり要所を粘ってくれたのが勝ちにつながった。きょうの1勝をいい足掛かりにして、一試合一試合着実に勝っていけたら」と話しました。

■東東京大会
青山学院 6-1 多摩大目黒
岩倉 29-0 田園調布(5回コールド)
独協 6-2 三田
葛飾野 15-0 荒川工科(5回コールド)
東京 7-6 篠崎
麻布 9-6 大森
明大中野 8-0 上野学園(8回コールド)
二松学舎大付 11-1 足立学園(5回コールド)
淑徳巣鴨 19-1 つばさ総合(5回コールド)
淑徳 34-0 六郷工科(5回コールド)
立志舎 16-0 桜修館(6回コールド)
日体大荏原 5-1 立正大立正

■西東京大会
国士舘 4-1 八王子北
創価 15-2 府中西(7回コールド)
帝京八王子 7-3 国際基督教大高
総合工科 3-2 西
小平西 4-3 中大付
東京農 11-4 井草・大泉・松蔭・杉並工科(8回コールド)
玉川学園 7-4 保谷
日野 7-0 練馬(7回コールド)
明治 13-5 五日市・松原・八王子桑志(7回コールド)
狛江 8-0 私武蔵
石神井 6-2 東村山西

RELATED ARTICLE関連記事