渋谷駅前の歩行者デッキを公開 100年に1度の大規模再開発“最終章”2030年度完成へ

2025.07.09(水)

10:20

“100年に1度の大規模再開発”が進む東京・渋谷の街で現在工事が進められている歩行者デッキは、渋谷ヒカリエなどがある宮益坂側からハチ公広場、さらには渋谷マークシティ方面へと広がる予定です。この工事現場が7月8日、報道陣に公開されました。

“100年に1度の大規模再開発”が進む東京・渋谷の街で現在工事が進められている歩行者デッキは、渋谷ヒカリエなどがある宮益坂側からハチ公広場、さらには渋谷マークシティ方面へと広がる予定です。この工事現場が7月8日、報道陣に公開されました。

現場が公開された渋谷駅周辺の歩行者道路の整備は、宮益坂上から渋谷マークシティを経由して道玄坂上までおよそ800メートルをつなげるものです。銀座線渋谷駅の真上を通るように駅の東西を結び、2030年度には渋谷駅を中心に東西南北を行き来できる歩行者ネットワークが完成します。

渋谷駅周辺を信号を使わずに巡れるようになるなど回遊性の向上になると担当者は意気込んでいます。東急・都市開発本部の担当者は「渋谷駅前の空間は最近インバウンドも多く、混雑している。デッキ階の動線ができることで、人の回遊を分散することが望める。いつもごみごみしている渋谷から、少しゆとりのある、人が滞在できる空間ができるところが大きな効果になると考えている」と話しています。

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