1958年に東京・墨田区の都立墨田産院で出生直後に他の新生児と取り違えられた江蔵智さん(67)の「産みの親」の調査について、東京都は5月28日、調査協力を依頼していた墨田区から戸籍の登録を記録する「戸籍受付帳」を受け取ったことを明らかにしました。
東京都によりますと、受け取った戸籍受付帳には調査対象となる1958年4月1日から30日までに墨田区で戸籍登録があった人の氏名や本籍地が記載されていて、今後本籍地などを基に、各自治体に性別や住所などを問い合わせ、対象者を絞り込む作業を進めるということです。