小泉農水相、備蓄米「6月初旬に5キロ2000円台の可能性」 楽天・三木谷会長と面会も

2025.05.24(土)

10:00

就任から2日となる中、注目の“コメ担当大臣”が大胆な見通しを示しました。小泉農水相は5月23日の閣議後の会見で、備蓄米放出の手続きを随意契約に変更することで、早ければ6月初旬にも5キロ当たり2000円台で店頭販売される可能性が出てきたと、見通しを明らかにしました。

就任から2日となる中、注目の“コメ担当大臣”が大胆な見通しを示しました。小泉農水相は5月23日の閣議後の会見で、備蓄米放出の手続きを随意契約に変更することで、早ければ6月初旬にも5キロ当たり2000円台で店頭販売される可能性が出てきたと、見通しを明らかにしました。

小泉農水相は会見で「2000円台で店頭に並ぶ形で、随意契約で出していく。早ければ6月頭には棚に2000円台の備蓄米が並ぶ姿を実現できる可能性が出てきた」と発言しました。

そして会見の後には大手オンラインショッピングモールを運営する楽天グループの三木谷浩史会長と面会し、流通方法などについて意見を交わしました。三木谷会長は小泉大臣に対し「(備蓄米を)一つの起爆剤として直接卸してもらい販売していくことが行えれば、一つの突破口になるのでは」と話しました。

会談後、三木谷会長は記者団の取材に応じ「ネット販売によるスピード感があるし、予約販売だったりいろいろな形でパッケージしたりするなど、スピーディーにできるのでは」と強みをアピールした上で「すごいスピードで検討を始めなければならない。やらせていただきたいと伝えた」と述べ、備蓄米の随意契約に参加する意向を明らかにしました。

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