東京都内は5月21日も季節外れの暑さとなり、八王子や練馬で最高気温31.0℃、青梅で30.6℃を記録し、都内で2日連続の真夏日となりました。都心でも29.7℃を観測し、真夏日一歩手前の暑さとなりました。

街行く人は「めちゃくちゃ暑い。少し歩いただけで汗をかいた」「急に暑くなったので日差しがつらい。この先どうなるんだろう。恐ろしいですね」などと話す人もいました。また、外国人観光客が手で顔をあおぐ姿も見られ、アメリカ・テキサス州からの旅行客は「暑い!とても暑い!そして湿気が多い。アメリカより日本の方が暑い」と話していました。
うだるような暑さの中、江東区の商業施設では子どもたちが涼を求め、水遊びを楽しんでいました。一方で子どもを見守る親からは「子どもは熱中症が心配」という声や「顔を真っ赤にして帰ってくるので、もう暑いんだと思う。保育園でも熱中症を結構気にしてはくれているが、家でも頑張って気を付けます」という声など、熱中症への懸念の声が聞かれました。
東京消防庁管内で熱中症で搬送された人の数は20日に27人、21日も午後3時までに6人となっていて、今後も小まめな水分補給や休憩など、熱中症への注意や対策が求められます。