東京・葛飾区は小林宣貴副区長が5月末で辞職すると発表しました。
小林副区長はスペインのサッカークラブ・FCバルセロナの公認スクール「バルサアカデミー葛飾校」と葛飾区内のグラウンドを優先利用させるなどの協定締結を担当していました。その一方で、バルサアカデミー葛飾校を巡っては不透明な交際費の支出や、区に相談なく事業譲渡契約があったなどの理由から、3月に区議会で全容解明を求める決議が出され、全会一致で可決されていました。
葛飾区によりますと小林副区長は5月9日に「一身上の都合により辞任する」といった内容を区長に申し入れ、これを区長が受理したということです。