子どもたちに防災の知識を学んでもらおうと、消防団員らによる水防訓練や消火器の使い方の体験会が武蔵野市で実施されました。

武蔵野中央公園で、マンホールから水があふれたときなどの災害を想定した消防や警察らによる水防訓練が行われました。訓練では16メートルの袋に水を入れ、200トンを超える重さで水があふれるのを防ぐ水のうを作成したほか、地元の消防少年団が土のう作りに挑戦しました。
消防少年団員:「結構重くて大変でした。学校の友達は全然こういう活動を知らないと思うので教えてあげたらいいなと思います」「大雨の時とかによくテレビとかでもマンホールから水が出ちゃったりとかはよく見るので、そういう時は今日やったことを活かしてちゃんと地域のために活躍できるようにしたいと思います」
また、消火器の体験コーナーでは、子どもたちが消防団員から使い方を教わり、火に見立てた的に向かって消火訓練を行いました。
参加者:「黄色い丸をとって、黒いホースをとって水をやりました」「ホースが重かったけど楽しかったです」
市の担当者は「大雨による床上浸水は毎年発生しているため、イベントを機に改めて防災の必要性を感じて欲しい」としています。