600社以上が参加…世界のスタートアップ集結「スシテック東京」 独自のマッチングも

2025.05.09(金)

10:10

スタートアップが集まる国際イベント「スシテック東京」が5月8日から東京・江東区の東京ビッグサイトで始まりました。AIを活用した自動運転車など、AI関連のスタートアップのブースも並びました。

スタートアップが集まる国際イベント「スシテック東京」が5月8日から東京・江東区の東京ビッグサイトで始まりました。AIを活用した自動運転車など、AI関連のスタートアップのブースも並びました。

東京都などが主催するこのイベントは、持続可能な新しい社会を目指して、国際会議や企業間での商談会などが行われるものです。3回目の開催となる今年は過去最多の600以上のスタートアップが参加しています。そのうちおよそ6割が海外企業となっていて、都はイベントを通じて国際的な投資や企業同士の協業を促したい考えです。

イベントでは今回から企業などをつなげるマッチングアプリを導入しました。新宿区にある物流会社などの電気自動車化を支援する企業「eMotionFleet」は、すでに海外企業との面談がアプリを通じて決まったといいます。白木秀司社長は「マッチングアプリを通じて、いろいろな自治体・事業者・投資家に声をかけている」と話し「日本だけでなく、アジアを含む海外に向けた事業展開をしていきたい。少しでも協業に向けた具体的な話ができれば」と話していました。

会場を視察した東京都の小池知事は「日本のスタートアップは世界で戦える企業だ」とした上で「産業も国際情勢も関税政策も毎日驚きの連続。だからこそ新しい流れをつくり、経済や社会を動かしていくことが大事」と述べ、このイベントから「経済を動かす」と開催の意義を強調しました。

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