高齢ドライバー免許更新 講習で「慎重な運転を」

2025.04.22(火)

10:30

高齢ドライバー免許更新 講習で「慎重な運転を」

東京・豊島区東池袋の路上で高齢者の運転する車が暴走し、親子2人が死亡した事故の発生から6年がたちました。東京都内で発生した高齢ドライバーによる運転事故は、新型コロナの流行による外出自粛などで一時期、若干減少しましたが、近年は再び増加し始め、2023年データでは年間5000件近くになっています。高齢ドライバーによる事故を防ぐためにも、国が義務付けているのが、70歳以上を対象に行われる「高齢者講習」の実施です。一定の違反歴がない75歳以上は講習の前に認知機能検査に合格する必要があり、仮に不合格となった場合、医師による検査で認知症と診断されると、免許が取り消される恐れもあります。

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