希望する方が安心して無痛分娩を選択できるよう無痛分娩にかかる費用を最大10万円を東京都が助成

2025.04.03(木)

17:00

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX（地上波9ch）の情報番組「東京インフォメーション」。
今回は母子健康手帳の交付など要件を満たした人を対象とした「無痛分娩に係る費用助成」や、018サポート×赤ちゃんファーストの同時申請を紹介しました。

◆無痛分娩費用の助成

東京都は、希望する人が安心して無痛分娩を選択できるよう、無痛分娩にかかる費用を助成します。

「無痛分娩に係る費用助成」の対象者となるのは、都が指定する対象医療機関において、原則、10月1日以降に出産した人、都内の自治体において妊娠の届け出を行い、母子健康手帳の交付を受けているなど、要件のすべてを満たす人です。

助成金額は最大で10万円です。

都では、あわせて、費用助成に関する問い合わせに答えるコールセンターを立ち上げました。

電話は、フリーダイヤル0120-620（ムツー）-620（ムツー）です。平日の午前9時～午後5時に受け付けています。

また、対象医療機関は、都のウェブサイトに順次、掲載します。

都は、「018サポート」と「赤ちゃんファースト」の同時申請を開始しました。

「018サポート」は、東京に住む0歳～18歳までの子どもを対象に、所得制限なしで月額5,000円を支給します。

「赤ちゃんファーストギフト」は、出産後の子育て家庭を対象に10万円相当の育児用品や子育て支援サービスなどを提供します。

2025年4月1日生まれの子どもからが対象です。

申請は、「018サポート」ウェブサイトから同時にできます。

都は、都内中小企業の事業承継を円滑に進め、後継者の確保を支援するファンドを設立しました。

「TOKYO白馬の騎士ファンド」は、後継者候補と企業とのマッチングを行い、企業理念に共感する友好的な経営者を迎え入れた中小企業に出資をして、引き継いだ後の経営をサポートする仕組みです。

さらに、後継者と従業員などとの信頼関係を構築できるよう、伴走支援も行います。ファンド規模は、都が出資する20億円に民間資金を合わせて40億円を目指します。

そのほか、都からのお知らせを短く続けてお伝えします。

子どもが安心してチャレンジできる社会を実現するため、産官学民の連携のもと、事故が起きにくい環境づくりの一環として、「子供の事故情報データベース」を開設しました。

また、幼稚園や保育所といった垣根を超え、乳幼児の成長・発達をサポートする「とうきょうすくわくプログラム」の情報を掲載したポータルサイトを公開しました。

2050年ゼロエミッション東京の実現に向け、温室効果ガス排出量を50％削減するカーボンハーフとその先の未来を見据え、「ゼロエミッション東京戦略 Beyond カーボンハーフ」を策定しました。

そして、国民保護法に基づく緊急一時避難施設が指定されました。

施設の一覧は、東京都防災ホームページに掲載しています。

希望する方が安心して無痛分娩を選択できるよう 無痛分娩にかかる費用を最大10万円を東京都が助成