東京都が行った調査で、傘を横にした状態でぶつかった場合、衝撃はピアノ1台分に当たることが分かりました。東京都は傘の持ち方を注意するよう呼びかけています。
東京都によりますと、横で持った傘がぶつかった時の衝撃力を測定するため、振り子装置に傘を横向きに固定して45度の角度で振り下ろしたところ、その衝撃力は最大240キロ程度で、ピアノ1台分に相当したということです。傘の先端に力が集中するため、体に当たると失明や骨折などの重傷を負う可能性があるとしています。
東京都は「持ちやすいからと横向きに持つのは危険で、傘の先端が地面に向くようにしてほしい」と呼びかけています。