「トー横」若者の相談施設、想定上回る8000人が利用 4月から拡大へ

2025.03.24(月)

10:20

東京都が新宿区歌舞伎町のいわゆる「トー横」付近で運営する若者向けの相談施設について、4月から拡大する方針を発表しました。

東京都が新宿区歌舞伎町のいわゆる「トー横」付近で運営する若者向けの相談施設について、4月から拡大する方針を発表しました。

東京都によりますと2024年5月に開設された若者向けの相談施設『きみまも@歌舞伎町』は、2025年2月末までに想定を上回る延べ8000人ほどが利用に訪れたということです。

東京都は現在、受け入れ人数を制限するなどして対応に当たっていて、4月からは2倍の広さを確保するほか、相談員を増やすなど体制を拡大させる考えです。

3月21日の定例会見で東京都の小池知事は「1日40人の青少年・若者が利用している。これは当初の想定を超える人数で、相談員の増員を行うなどしている。より多くの青少年・若者を受け入れるために、ニーズに応えられるようにしていきたい」と述べました。

また小池知事は、春休み期間中に歌舞伎町に集まった若者が犯罪に巻き込まれることを防ぐため「1人で悩まずに『きみまも』に相談してほしい」と呼びかけています。

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