5月の端午の節句を前に、今年の活躍が期待される人をモデルにした五月人形が披露されました。

東京・台東区の人形メーカー・久月が披露したのは、今年=2025年の活躍が期待される人をモデルにした五月人形の「期待大将」です。今年は大リーグの開幕戦が日本で開催されることから活躍を願い、大谷翔平選手ら日本人選手5人の人形のほか、ドラマや映画で活躍する2人の俳優の人形が制作されました。
久月の横山久俊社長は「元々、五月人形は子どもの厄災を代わりに受ける身代わり人形から来ている。世の中の嫌なものを吸い取って明るい世の中にしてほしいという期待を込めて作っている。人形を見て、少しでも明るい気持ちになってほしい」と話しています。
「期待大将」は3月20日まで久月の本社で展示され、その後、石川県や富山県の百貨店などでも展示されます。