強豪チアチームがダンス考案しPRに協力「デフリンピックを知って!」

2025.03.03(月)

10:20

今年=2025年11月に東京で開催される聴覚障害者のスポーツ大会「デフリンピック」をより多くの人に知ってもらおうと、都内の大学チアリーディングの強豪チームがPRに乗り出しました。

今年=2025年11月に東京で開催される聴覚障害者のスポーツ大会「デフリンピック」をより多くの人に知ってもらおうと、都内の大学チアリーディングの強豪チームがPRに乗り出しました。

アクロバティックな演技を見せるのは、八王子市に練習拠点を置く帝京大学のチアリーディング部「BUFFALOS(バッファローズ)」です。

BUFFALOSは2024年には全国大会などで三冠を果たした強豪チームです。そのチアリーディング部が演技する、とある曲の歌詞をよく聴いてみると「こんにちは」といったあいさつなどの文言が入っています。この曲は今年11月に行われる聴覚に障害がある人の国際スポーツ大会・デフリンピックを広めようと東京都が制作した「しゅわしゅわデフリンピック」で、歌に合わせて手話の表現を学べる内容になっています。

デフリンピックの国内での認知度は10%台で、パラリンピックに比べて低いため、今回、部員たちがチアリーディングバージョンの振り付けを考えてPRを始めました。

中心になって取り組んだ部員の山本ひかりさんは「自分もこの話をもらうまではデフリンピックをあまり知らなかった。どのようにチアを絡め、手話やデフリンピックを知ってもらえるか考えて、伝わるようなスタンツ(技)を演技に入れた」と語ります。

帝京大学のチアリーディング部が踊る動画は、3月から東京デフリンピックの公式SNSや東京都のホームページで公開されるということです。

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