東京都内有数の結婚式場として知られる「ホテル雅叙園東京」が10月から急きょ休館となるため、予定されていた結婚式がキャンセルになる事態となっています。

雅叙園の担当者によりますと10月から半年ほど休館となり、休館の期間に予定されていた結婚式180組弱のうち、4割から5割ほどが日程変更を余儀なくされ、中にはキャンセルせざるを得ないケースもあるということです。
結婚式がキャンセルとなる事態に対し、東京都の小池知事は2月21日の定例会見で「大きな痛手」だとして、当該のカップルを支援する考えを表明しました。
小池知事は「結婚式場からキャンセルが入るというのは、せっかく2人で新しい一歩を歩むという矢先に大きな痛手になる。都としてできること、新しいカップルを応援していきたい」と述べました。
小池知事は都庁舎など都の施設を使った式場を手配するほか、東京都と連携している結婚支援団体による紹介などによって支援していく考えです。