大田区人気給食「たこぺったん」が弁当に! 地元小学生が考案

2025.02.24(月)

10:10

東京・大田区が誇る地元の人気給食メニュー「たこぺったん」が入った弁当が、区内にある大手スーパー1店舗で2月21日から3日間の期間限定で販売されています。

東京・大田区が誇る地元の人気給食メニュー「たこぺったん」が入った弁当が、区内にある大手スーパー1店舗で2月21日から3日間の期間限定で販売されています。

たこぺったんは1995年ごろ、区内の中学校の栄養士が子どもたちに人気だったたこ焼きをアレンジし考案された、大田区発祥の給食メニューです。大田区ではたこぺったんを使った区の魅力発信に力を入れていて、区役所には1月から「たこぺったんを全国へ」と書かれた垂れ幕も設置されました。

また、区内の小学校ではたこぺったんの魅力発信をテーマに授業を行っていて、児童たちの提案で2024年4月にはたこぺったんが地元にある大手スーパーで定番商品化を果たし、これまでにおよそ5万個が販売されたということです。

イトーヨーカドー大森店の西川晃石店長は「(5万個は)かなり多い数字。分類上は天ぷらの分類に入れているが その中ではナンバーワンの商品になっている」と話します。

今回の「たこぺったん入り弁当」も児童が企画し、この日の販売に至りました。企画を進めてきた児童は「志茂田小学校で考えた弁当が(店頭に)出てくれてうれしい」「こういうことが実現するのは本当にすごいなと思った。大田区の未来に向けてたこぺったんが広まってほしい」と話しています。

子どもたちの発信で広がるたこぺったんに、大田区の鈴木晶雅区長も「ぜひ大勢の区民に買って食べて楽しんでもらい、この『びっくり箱』のような弁当の第2弾、第3弾が出ることを期待したい」と話し、今後の広がりに期待を寄せています。

RELATED ARTICLE関連記事