1月首都圏マンション価格 2カ月ぶり下落

2025.02.21(金)

10:10

首都圏における先月の新築マンションの1戸あたりの平均価格が2カ月ぶりの下落となりました。東京23区で超高額物件が少なかったことなどが要因となっています。

首都圏における先月の新築マンションの1戸あたりの平均価格が2カ月ぶりの下落となりました。東京23区で超高額物件が少なかったことなどが要因となっています。

首都圏の先月の新築マンション1戸あたりの平均価格は去年1月より7.7%低い7343万円でした。不動産経済研究所が発表したもので、下落は2カ月ぶりです。価格をけん引する東京23区で発売戸数が約6割減少し、超高額物件が少なかったことが要因です。

首都圏全体の発売戸数は44.2%減った620戸で、1973年の調査開始以降、1月としては最も少なくなりました。東京23区の平均価格は9カ月連続で1億円を超えましたが、9.4%低い1億474万円でした。

シェアの高い東京23区の落ち込みの影響が大きく、担当者は「価格の上昇で購入までの検討時間が延び、販売側が売り出し数を絞っている」と指摘しました。

                  

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