関東地方は2月13日、朝から強い北風が吹き荒れる一日となりました。交通機関に影響が出たほか、東京・墨田区の解体工事現場では足場が崩れ、周辺の道路は一時通行止めとなりました。

東京都内の最大瞬間風速は八王子で25.5メートル、都心で20.6メートルを観測し、何かにつかまらないと立てないほどの風が吹きました。
また、午前9時半ごろ、墨田区吾妻橋にある解体工事前の2階建てビルで、作業員の男性から「工事現場の足場が倒れそう」と110番通報がありました。
警視庁によりますと、解体工事を行うために設置されていた足場や高さおよそ7メートルの防音シートが傾いたということです。けが人はいませんでした。
歩行者の安全のため、ビルに面する2つの道路が通行止めとなりましたが、午後3時半すぎに浅草通りは規制が解除されました。
警視庁は強風の影響で足場が崩れたとみていますが、当時の状況を詳しく調べています。