東京都は再生可能エネルギーでつくる「グリーン水素」の試験的取引が成立したことを受け、今月から水素供給を開始しています。

東京都は脱炭素社会に向けた取り組みの一環で、製造過程で二酸化炭素を出さない「グリーン水素」について先月から、世界初の市場形式での試験的取引を行っています。「グリーン水素」の取引が成立したことを受け、1月24日、東京証券取引所で供給開始を祝う催しが開かれました。
小池知事:「グリーン水素を持続可能な社会を実現する切り札のひとつと位置づけて、普及に力を入れているところです。水素が活発に売買され、身近で活用される感じられる社会を作っていく」
採用されたのは山梨県で製造された「グリーン水素」で、取引が成立したことに山梨県の長崎知事は「安定供給に向け着実に準備をしている。多くの地域の脱炭素化に貢献していきたい」と期待しています。