江東区では1月24日、新春恒例の鳥の鷽にあやかった神事が行われ、思い思いの願い事をする大勢の参拝客で賑わいました。

記者:「「鷽替神事」が始まってすぐの時間帯なんですが、多くの人が集まっています。皆さん、鳥の鷽の形をしたお守りを買い替えることで、今年の幸運を祈願しています」
江東区の亀戸天神で行われている「鷽替神事」は、「幸運を招く鳥」と伝えられる鷽にあやかったものです。「悪いことをうそ(鷽→嘘)にして、いいことに取り替える(鳥・替える)」などといった願いが込められ、江戸時代から行われています。
神社を訪れた客が手にしていた木彫りの「鷽」のお守りは、神職が1年かけて1体1体手作りしたもので、大小11種類、3万体が販売されています。
参拝客:「去年いいこともあったけど、悪いことは忘れようということで毎年来ている」「ここに来るようになってからすごく平穏に暮らせていると思うので、(今年も)同じようにと思った」
「鷽替神事」は1月25日も行われます。