総務省やNTTをかたり個人情報を聞き出す不審な電話に関する相談が急激に増えているとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。

国民生活センターによりますと、総務省をかたる自動音声で70代の女性の自宅に「2時間後に通信できなくなる」などと電話がかかってきたケースがあったということです。また、50代の女性にはNTTをかたる電話があり、オペレーターと話すよう促され、住所や名前、生年月日を伝えてしまったということです。
国民生活センターは見ず知らずの電話の相手に個人情報を開示しないよう注意を呼びかけ「高齢者のトラブルを防ぐには周囲の見守りも大切」としていて、消費者ホットラインの電話番号「188」や、警察相談専用電話「#9110」の利用も促しています。