都内各地で新年祝う 干支「巳」神社は初詣に長蛇の列

2025.01.01(水)

19:00

都内各地で新たな年を祝う催しが行われています。今年の干支である「ヘビ」をまつった神社には初詣に訪れた人による長蛇の列ができていました。

都内各地で新たな年を祝う催しが行われています。今年の干支である「ヘビ」をまつった神社には初詣に訪れた人による長蛇の列ができていました。

東京都は年越しのカウントダウンイベントを開き、都庁舎の壁面にプロジェクションマッピングを映し出し、訪れた多くの人たちが新年の幕開けを祝いました。

雲の合間から徐々に顔を出す初日の出。1月1日朝、墨田区の東京スカイツリーには、初日の出を眺めようと国内外から多くの人が訪れていました。天候に恵まれた1日は東の空から昇った太陽がオレンジ色に輝き、富士山の姿もくっきりと浮かび上がりました。

外国人観光客も東京の名所から眺める新年の光景に感動していました。

フランスからの観光客:「美しい、私たちは来たばかりだけど美しいです」
カナダからの観光客:「ここに来たのは初めてだがとても素晴らしい。初めて日本に来て初日の出を眺められ、人生を変えるような出来事だ」

ことしの干支である、ヘビにゆかりのある神社では…

記者:「この先に蛇窪神社があるのですが、蛇なだけに長蛇の列となっています」

1323年ごろに創建された品川区二葉の蛇窪神社は、日本白蛇3大聖地の1つと言われています。今年は例年よりもすでに約5倍の参拝客が訪れているということです。

境内には「撫で白蛇」という石像があり、蛇の脱皮にあやかり、石像をなでることで悪いものを脱ぎ捨て新しい自分に生まれ変われるというご利益を期待できるということです。

今年が蛇年であることから、大勢の人が初詣に訪れ、巳年ならではの抱負を思い思いに語りました。

参拝客(50代):「(今年が)蛇年ということもあり、蛇窪神社に行きたいなと思ってきた」
参拝客(20代):「今年の4月から就職する新卒なので、蛇のようにぬるぬると出世できるように頑張りたい」
参拝客(10代):「蛇窪神社はやはり蛇なので、蛇は巻きついたものから取れないイメージがあるので、(大学合格という)1本の目標に向かって巻きついて絶対達成するぞという気持ちでいたい」
 

RELATED ARTICLE関連記事